マニラ高架鉄道Line1「バクララン駅」を降りると、雑多な雰囲気が漂う。
周辺一帯に露天商が広がり、店のパラソルや商品の原色が、目にまぶしい。
一坪程度の広さに衣類、食品、雑貨などの商品を並べた店が軒を連ねている。
狭い通路にも店が立ち並び、人も多く混雑しているので、スリには注意したい。
整備されていない道路や大雑把に陳列された商品などが、地元感を味わわせてくれる場所だ。
水曜日と日曜日は、近くにあるバクララン教会の礼拝式に参加する人が多いため、更に混雑する。
バクララン教会は、駅から道沿いに南西に少し足を延ばしたところにある。
食事には、バクララン教会向かいにある「Victory Food Market Baclaran」の4階日本食フードコート横丁なら、食べ慣れたもので一息つけるのではないか。
それとも、バクララン教会からロハス通り沿い南側にあるシーサイドマーケット「The Original Seaside Seafood」に挑戦するのもいいかもしれない。
1階にて魚介類を購入し、2階レストランにて調理してもらうシステムで、日本で言えば、沖縄の牧志公設市場にあるようなスタイル。
ダンパと呼ばれ、「モールオブアジア」の北側にも同様なシステムのレストランがある。
言葉のハードルに抵抗が無ければ、いいかも。
バクララン駅から北に足を向け、エドゥサ駅、タフト・アヴェニュー駅方面にはバスターミナルがある。
マニラから地方へ行くのに、便利だ。
また、ニノイ・アキノ国際空港へ行く便も出ているので、もうちょっと観光してからという時にも都合がいい。
ただし、出発時間が明示してなかったり、渋滞に巻き込まれる可能性もあるので、搭乗時間に間に合うように余裕をもって行動したい。

40歳手前で会社を辞め、投資活動にて生活を営む。
悠々自適な生活と思いきや、煩わしい事はないものの手持ち無沙汰な時間を過ごす。日々、暇つぶしを探している。
趣味:旅行、ライブ鑑賞、美術館・博物館巡り