タイで食事をするならば、屋台の利用も一度は体験してみたいものです。
異国の地の料理は、メニューの言語がわからない上に想像しにくいものも多くあります。
屋台であれば実物が目の前にあり、食べたいと思ったものを指さし注文で通ります。
路上でも屋台が見られるが、屋台が集まった屋台街なら見ているだけでも楽しい。
バンコクMRTシーロム駅前に、57.6万㎡(東京ドーム12個分以上)の緑豊かで広大なルンピニー公園がある。
ジョギングや体操をしている人も多く、プールやテニスなど運動施設や園内の池にレンタルボートもある。
さらに、フードコートや公園の周りに集まる屋台村で食事もとれる。
朝の散歩終わりに屋台で朝食にするのもいい。
しかし、敷地が広大過ぎるので食事をするなら、ある程度の場所は把握しておきたい。
公園に行けば分かるだろうと安易に思っていたが、結構、探し歩いた。
MRTシーロム駅とルンピニー駅の真ん中あたりに公園の南口があり、その付近に公園フードコートがある。
屋根付きの店がコの字型に並び、中央にテントと机が置いてある。
若干、イメージしていた屋台と違った雰囲気だったが、ローカル色満載の食事にありつけた。
店舗にもよるが、おおよそ朝6時〜10時頃まで営業している。
料理を物色していると、店員のおばちゃんが日本の雑誌(るるぶ or まっぷる?)に載ったこれはどうだ、という風に写真を見せてきた。
朝っぱらからと思いつつ勧められるままに、団子の入った中華麺(バミー)を食す。
あっさりした味と、爽やかな朝の心地で満足した。
見つけられなかったが、どうやら、屋台が建ち並ぶのは、公園北西のラチャダムリ通り沿いの駐車場付近にあるようだ。
こちらは朝と夕方も営業されているらしい。
ただ、バンコクの交通整備などの理由で屋台規制があり、屋台数も減少傾向にあるとの事。
体調の心配な方は、水や生ものは避け、よく火の通った料理を選ぶのが無難かもしれない。

40歳手前で会社を辞め、投資活動にて生活を営む。
悠々自適な生活と思いきや、煩わしい事はないものの手持ち無沙汰な時間を過ごす。日々、暇つぶしを探している。
趣味:旅行、ライブ鑑賞、美術館・博物館巡り