近年、英語の語学留学先にフィリピンが注目されているという。
アメリカやヨーロッパ、オーストラリアに行くより近く、物価も欧米より安いため費用を抑えることができる。
また、フィリピンの公共放送は英語中心であったり、アメリカ企業のコールセンターがフィリピンにあったりで、英語が公用語の一つになっていて英語力がある。
費用面だけでなく、授業はマンツーマン中心なのも魅力だという。
英語学校は、ルソン島のバギオやマニラ、セブやボラカイの島々、南部のダバオまで広くある。
500以上あるとも言われているが、政府登録していないものもあるので、正確な数値が分からないらしい。
フィリピンで英語を学ぶには、期間の長短に関わらず「SSP」という特別就学許可証を取る必要がある。
フィリピン政府が発行し、ほとんどの場合、学校が代行して申請している。
しかし、SSPを取らせないで学習させる学校も中にはあると言う。
これは違法行為であり、強制送還にもなり得るので、必ず取得確認をしなければならない。
また、学校はTESDA(フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁)に登録していなければなりません。
経営がしっかりしており、講師のクオリティが評価された学校が登録できます。
実績があっても、登録していないのは違法な学校ですので、避けた方が良いでしょう。
(2009年以前に設立の場合、TESDA登録が免除されている場合もある)
信頼あるところで手続きしたいものだが、留学エージェントも旅行会社や斡旋会社、現地学校など様々あり悩みどころでもあります。
手数料・キャンセル料の規定に差があったりもするので、しっかり比較検討したい。
また、選ぶ際には設立年数や実績のある学校・会社の他、日本人スタッフが常駐しているかや、寮が何人部屋か等も確認したい。
空いた時間にセブの海で遊びながら英語を習得したいと思っても、実際にそんな時間がなかったということがないように時間割・カリキュラムの確認も忘れてはならない。
ただ、目的が観光や遊びにならないように注意したい。
語学習得にはやる気の問題もあるが、環境を変えることでカバーできる場合もありそうな気がする。
一度体験してみるのもいいかもしれない。

40歳手前で会社を辞め、投資活動にて生活を営む。
悠々自適な生活と思いきや、煩わしい事はないものの手持ち無沙汰な時間を過ごす。日々、暇つぶしを探している。
趣味:旅行、ライブ鑑賞、美術館・博物館巡り